7月6日(土)の復興大学県民講座は、第1講目に宮城学院女子大学 現代ビジネス学科 教授 石原 慎士 先生の『復興の生活構築学』を、第2講目・第3講目には東北大学 災害科学国際研究所 教授 遠田 晋二 先生の『復興の科学技術』の3講座を開催します。
復興大学初講義の石原先生と昨年大好評でした遠田先生の登場です。皆様のご参加を心よりお待ち致しております。
お申し込みは、TEL・Emailでも受け付けております。
資料準備のため、事前のお申し込みをお願いします。
当日の飛び入り参加も受け付けております。
- 日時
- 令和元年7月6日(土)
講座7・・・午後1時30分~2時30分
講座8・・・午後2時45分~3時45分
講座9・・・午後4時~6時 - 会場
- 東北工業大学一番町ロビー2階
〒980-0811仙台市青葉区一番町1-3-1TMビル
Tel:022-723-0538
講座7 復興の生活構築学
- 日時
- 令和元年7月6日(土)午後1時30分~2時30分
- テーマ
- 産学・異業種連携体制による被災企業の商品開発の試み
- 講師
- 宮城学院女子大学 現代ビジネス学科 教授 石原 慎士 先生
- 講座概要
- 震災後に発生した津波によって、沿岸部の食品関連企業は生産基盤を失うとともに従前の販路を喪失した。被災した企業は、グループ補助金を受給して生産設備を復旧させることができたが、依然として販路開拓に苦しんでいる企業が多い。本講義では、石巻市において取り組んでいる商品開発の取り組みを紹介するとともに、有機的な連携体制に基づく産業復興の必要性について説明する。
講座8 復興の科学技術
- 日時
- 令和元年7月6日(土)午後2時45分~3時45分
- テーマ
- 活断層と内陸地震の科学
- 講師
- 東北大学 災害科学研究所 教授 遠田 晋次 先生
- 講座概要
- 地震と断層に関する基本的な知識の習得とともに、地震予測や災害軽減につながる地質学・地球物理学の学際領域の役割と重要性を理解する。まず、海溝型地震と内陸地震のメカニズムや災害面での違いを解説し、日本列島に2000以上存在する内陸大地震の震源である活断層を見いだす方法、地震規模予測について説明する。
講座9 復興の科学技術
- 日時
- 令和元年7月6日(土)午後3時~4時
- テーマ
- 連鎖する大地震と地震ハザードの時間変化
- 講師
- 東北大学 災害科学研究所 教授 遠田 晋次 先生
- 講座概要
- 応力伝播現象としての大地震の連鎖現象を事例と数値モデルで説明し、時空間的に群れる性質のある地震発生への理解を深める。さらに、前震・本震・余震、さらに誘発地震、静穏化など、時間変化する地震ハザードについて概説しつつ、簡単な演習を通じて地震活動の集団としての性質を理解する。
復興大学県民講座お申込書(ちらし)に必要事項を明記の上、送信ください。
FAX送信先:022-305-3808