復興大学について 復興大学について
復興大学について

復興大学への期待

宮城の復興から全国へ

宮城県知事 村井 嘉浩

宮城県知事
村井 嘉浩

 学都仙台コンソーシアムにおける復興大学の御尽力もあり、東日本大震災直後から今日に至るまで、我が県の震災復興は着実に歩みを進めてまいりました。関係者の皆様の御協力に対し、心より感謝申し上げます。

 学年月の経過とともに、被災地及び被災者が抱える課題も多様化している中、復興大学が様々な課題に向き合いながら、活動を継続されていることを心強く感じるとともに、被災地の復興を担う頼もしい人材が育ってきていると実感しております。

 学また、全国で大規模災害が相次いで発生しておりますが、復興大学の活動は県内にとどまらず、各地で復興支援を行う大学等と連携した活動を行っており、ふるさと宮城で培った復興支援のノウハウが全国に広がっていることを、誇らしく感じております。

 学今後も復興大学による活動が、県内の復興を後押しし、培った知見が全国他地域の復興にも寄与されることを願っております。

学都ネットワークを活かして経験を未来へつなぐ

仙台市長 郡 和子

仙台市長
郡 和子

 復興大学におかれましては、震災直後より、人材育成・教育復興支援・企業支援・ボランティア支援の4事業を柱に、幅広い分野で被災地の復興の原動力として活躍されてこられました。

 近年では、市民向け講座や県外でのセミナー開催、ボランティア活動を通じた全国の大学との連携・学生間の交流促進等、震災の経験や培ったノウハウを広く発信していく取り組みも積極的に進められております。学都仙台の知の力とネットワークを活かしたこのような取り組みは、本市はもちろんのこと、いつどこで起こるか分からない災害への大きな備えになっていると感じております。

 本市におきましては、5年間の震災復興計画期間を終えて以降も、平成29年4月には荒浜小学校を震災遺構として公開し、多くの方に津波の被害の大きさ等を実感していただいているほか、「国連防災世界会議」や「世界防災フォーラム」の開催により、日本のみならず、世界に向けて未来を見据えた本市の防災の取り組みを継続的に発信しているところです。

 復興は、再生から発展へ向けて新たな段階に進もうとしています。今後も、震災の経験を風化させることのないよう、震災から得た教訓や知見を未来への糧として、共に発信してまいりましょう。