8月1日(土)の復興大学県民講座は、第1講目に宮城教育大学 防災教育研修機構 副機構長・准教授 小田 隆史 先生を、第2講目・3講目に東北大学 教授 奥村 誠 先生を講師にお迎えし、『復興の社会学』の講座(3コマ)を開講いたします。
今年度は、全講座オンラインにて行っております。
皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。
※申し込み締め切り:7月30日(木) 正午〆切
※必ず、事前のお申込みをお願いします。
※web会議サービス「Zoom(ズーム)」を使用します。
Zoomは、Zoom Video Communications(米国)が提供しているWebミーティングサービスです。
- 日時
- 2020年8月1日(土)
講座9 ・・・13時30分~14時30分
講座10・・・14時45分~15時45分
講座11・・・16時00分~17時00分
講座内容
講座9 復興の社会学
- 日時
- 8月1日(土)13時30分~14時30分
- 講師
- 宮城教育大学 防災教育研修機構 副機構長・准教授 小田 隆史 先生
- テーマ
- 地域防災のための地理情報活用
- 講座概要
- 近年、東日本大震災の経験・教訓を伝承するアーカイブをはじめ、全国の地域毎の災害リスクを知るために役立つ豊富な情報がウェブ上で公開されています。本講座では、特にハザードマップや過去の災害履歴などの地理的情報をウェブで入手する方法を学び、それぞれの特徴や地域防災における活用法を提示します。
講座10 復興の社会学
- 日時
- 8月1日(土)14時45分~15時45分
- 講師
- 東北大学 教授 奥村 誠 先生
- テーマ
- 津波避難における自動車と道路の使い方を考える
- 講座概要
- 東日本大震災ではかなり内陸部まで津波が襲来し、徒歩では避難が間に合わない地域があることがわかりました。一方で、日中は地域外で仕事を持つ人が多い沿岸部の集落では、避難者数に比べて十分な自動車や運転者が足りない危険性もあります。本講では、地域の自動車と道路を最大限活用した避難の方法について考えます。
講座11 復興の社会学
- 日時
- 8月1日(土)16時00分~17時00分
- 講師
- 東北大学 教授 奥村 誠 先生
- テーマ
- 災害後の人口の転出入とその特徴
- 講座概要
- 自然災害は、災害死による自然減をもたらしますが、実はその数十倍の人口移動を引き起こします。それは必ずしも転出とは限らず、復興事業に関連した労働力の流入である場合もあります。本講では最近40年間の都道府県別の転出入に災害が及ぼした影響の分析結果を紹介します。