「復興における居住支援とコミュニティデザイン」というテーマでの授業でした。震災後の復興に多少時間がかかっても、震災前の状態よりも良い暮らしにしていく必要を説き、震災以降の支援の事例を挙げながら、復興コミュニティデザインのあり方を考察していきました。復興コミュニティデザインのポイントとして、①希望をつくること②居場所をつくること③小さなコミュニケーションの誘発、の3点を挙げました。事例の中でも特に、宮城県のあすと長町で行われている「あすと食堂」の取り組みは、写真に写る人々がとても和気あいあいとしている様子が見られ、参加してみたいと思いました。
授業の最後に、受講生から「支援する側の話はよく聞けたけど、支援される側の住民の中で、コミュニティを良くしていく工夫はどんなものがあったか」という質問がありました。