「災害危険区域と復興の自由」というテーマでの授業でした。冒頭で荒浜地区の震災前の様子と震災後の人とまちの様子の映像を見ました。荒浜地区の大漁を知らせる「イナサの風」というワードが印象的でした。
新井先生は災害危険区域を考えるシンポジウムを開いており、一人一人の自由をいかに守るか考察され、「自己責任で現地再建を許すべき」などの論をいくつか出しています。また、海に囲まれた島国で自然災害が多発する環境を活かして、自己責任と自由のバランスのある復興を目指す試みを続けている様子が分かりました。
授業の最後に、受講生から「復興の自由とは何か」などを含むいくつかの質問がありました。