「活断層と内陸地震の科学」についての講義でした。災害リスクは、ハザード+曝露(ハザードに晒される人間)+脆弱性の3つの要素の重なりによって生じる、というお話から始まり、直近の北海道での地震を例として取り上げながら、地震、とりわけプレート内で歪みが蓄積されて起こる内陸地震のメカニズムの説明がありました。直下型地震の原因である活断層について、東日本大震災、熊本地震など、様々な地震の例で分かりやすく説明がありました。マグニチュードと地震発生数との間には統計学的な関係があるというお話は興味深いものでした。受講生の皆さんも活発に質問されていました。