「うしなわれた町の記憶(2018)」というテーマで、東北大学で博士研究員をしている佐々木加奈子さん(ゲストスピーカー)が発表しました。浪江町での「語り」について、インターネットを媒介とした実施例が紹介されました。特に、メモリートークアプリという、1か所の写真について様々な人から思い出話を寄せてもらうもの(アニメーションによるデジタルアーカイブアプリ)が受講生の関心をひいたようでした。
今回紹介された事例では、震災に関わった教訓だけでなく日常の物語(記憶)の「語り」を多く取り上げていたことから、受講生にとって、楽しそうに思い出を語る浪江の方々の姿が印象的だったようです。