活動報告 活動報告
企業支援ワンストップサービス

企業支援ワンストップサービス

熊本×宮城「地域復興支援セミナー」(復興大学企業支援ワンストップサービス事業)を開催しました。

更新日:2018.10.18

「地域の復興 再生から発展に向けて」をテーマに、地域復興支援セミナーを平成30年10月12日(金)に開催しました。

復興大学 地域支援ワンストップサービス事業は、東日本大震災の被災地の方々と共に、地域や企業の再生・発展に向けて、さまざまな課題に対して支援・提言を行い、地域の復興と活性化に貢献することを目的に活動しております。

石川善美

はじめに、石川善美 東北工業大学副学長より開会の挨拶があり、その後、講演がありました。

(一社)雄勝花物語 共同代表 徳水 博志 氏

第一部では“復興の現状と持続可能な地域づくりを目指す「雄勝花物語」”を、(一社)雄勝花物語 共同代表 徳水 博志 氏より講演頂きました。徳水氏は、震災後に小学校の教諭を定年退職し、その後(一社)雄勝花物語を共同で立ち上げました。会社を設立した経緯や、運営をしている「雄勝ローズガーデンファクトリー」の様子、現在チャレンジ中の「石巻北限のオリーブ」について映像や写真を交えて説明頂きました。「石巻北限のオリーブ」は、地域での雇用の受け皿となることを期待し、「6次化産業」まで成長させることを目指しているとのことでした。

(一財)熊本県伝統工芸館 館長 佐藤 伸之 氏

第二部では“熊本地震からの復興と熊本の伝統工芸~縁と絆~”を(一財)熊本県伝統工芸館 館長 佐藤 伸之 氏より講演頂きました。佐藤氏からは2年前に発生した熊本地震の被害状況と現在までの復興状況を熊本県の行政の立場からドローン映像と共に説明頂きました。熊本県のシンボル「熊本城」は2018年度から2037年度までの20年間を復旧期間とし、天守閣については2019年度の国際スポーツイベント(ラグビーワールドカップ、世界女子ハンドボール選手権大会)を見据えて早期復旧を目指しているとのことでした。また、佐藤氏が館長を務めている熊本伝統工芸館と本学とのこれまでの関わりについて等もお話がありました。

一般市民や本学の教職員合わせておよそ30名が参加し、セミナーは盛況のうちに終了しました。