地元中小企業等の競争力強化とSDGs取組みの勉強を目的に、令和元年9月19日に石巻商工信用組合にて、復興大学ワンストップサービス事業による、組合員企業様向け「SDGs」の勉強会を開催しました。
「SDGs」とは、2030年に向けて、世界が合意した「持続可能な開発目標」として、17の目標が設定されており、中小企業においても取り組みが課題となっています。
地域での信頼の獲得や社会貢献、人材確保、新規取引先の獲得等、ビジネスチャンスに繋がるものと考えます。また、持続可能な地域の創造にむけて、取組み自体が事業価値につながることがうたわれております。
今回、参加された31名(組合員企業経営者・地方自治体職員・石巻商工信用組合職員)がグループを構成、地域課題や自社の課題の中から「SDGs」につながる新事業のアイデアについて知恵を出し合いビジネスモデルを考えるというワークショップを実践しました。ワークショップでは、実践的な社内目標の設定など、苦労したケースもありましたが、身近な課題からも十分SDGsと関連することを見つけだし、ビジネスモデル作りを実践する内容になりました。
最後は、各グループにて発表し、取組みの事例を共有しました。
復興大学事業では、「ポスト復興」の在り方が求められる被災地地域において、持続可能な社会の形成には、SDGsの考え方を取り上げていくことが今後も重要な視点であると考えております。今後も継続しながら、地域企業と連携協力し、企業や産業の支援に寄与したいと考えます。